海を渡った鯨組の子孫たち
著者 | 土屋康夫(つちや やすお) |
仕様 | 四六判 並製 本文240ページ |
発行年月日 | 2018年3月10日 |
定価 | 本体1600円+税 |
ISBN | 978-4-87758-470-2 |
太平洋戦争に翻弄されながらも生き抜いた日系人の実相
明治の初め、日本近海での捕鯨をあきらめ、和歌山県太地町から北米に渡った人たちがいた。
和歌山県太地町は古式捕鯨の発祥の地。鯨組が結成されて捕鯨は一大産業となった。しかし、江戸後期にアメリカの捕鯨船が日本近海で操業するようになって事態は変わる。
9年間にわたり取材を重ねた渾身のノンフィクション。